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東京都港区南青山 表参道駅徒歩7分 女性専門鍼灸院。                                        English

診療日時 10:00〜19:00 / 日・祝日 不定休
 〒107-0062 東京都港区南青山4−25−1  03-6427-2025

妊娠の為に必要な条件HEADLINE

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妊娠に必要な条件 − 西洋医学の観点から

 赤ちゃんを授かる為に体の中で起こるいくつものステップ
1.運動性の良好な多数の精子の射精
2.頸管内への精子の遡上
3.子宮腔から卵管膨大部の精子の遡上
4.卵胞の生長
5.排卵
6.黄体の形成
7.卵が卵管采に取り込まれて卵管内へ入る
8.子宮内膜の形成(胚着床の為の準備)
9.受精
10.受精卵の分割と子宮腔への移送
11.受精卵=胚の子宮内膜への着床
女性の身体の中ではホルモンの調節を受け、複雑なステップがタイミングよく行われていますが、着床したとしても、全てが出産まで進むとは限りません。早期流産、反復流産に悩ませれる女性も少なくなく、臨床的に妊娠が確定診断された後の流産は全妊娠の約10%〜15%に認められ、その他に自覚しないまま流産に至っているものもあります。
 これらのステップがスムーズに行われない要因は?
1.頸管因子の異常
形、頸管粘液の異常、精子-頸管粘液不適合等があり、不妊カップルの5%〜10%にみられるという報告があります。
2.卵管の異常
感染症の既往等で異常が起こりやすく場所です。卵の受精、子宮腔への移送に大事な場所となりますので卵管の閉鎖、狭窄、卵管上皮の異常はマイナスとなります。
3.排卵障害
卵巣の中の一番小さい卵胞は直径0.1o〜0.2o程。主に卵胞刺激ホルモン(FSH)の働きにより成長し排卵前には平均21o程になります。黄体化ホルモン(LH)の働きにより排卵がおこりますが、途中で成長がとまったり、この過程のどこかで障害がおこる場合があります。
4.卵の補足障害
卵巣と卵管は直接つながっておらず、ラッパのような形の卵管采に卵が取り込まれ卵管内に取り込まれます。その為卵管采の形の変形や捻れ等は大きな障害となります。原因不明不妊の約半数が卵の補足障害である事が最近の研究でわかってきています。このような場合はGIFTやIVFといった治療が有効とされています。
5.受精障害
受精の為にはまずは精子が卵を取り囲むゼリーのような層を通り抜けます。そこから卵の中へ取り込まれるまでの一連の現象がうまくいかないと受精は成立しません。この過程を生涯する要因は卵と精子のいずれかにあると考えられます。
6.着床障害
着床には子宮内膜の環境が大切になります。子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮奇形は着床を妨げる要因となります。又、子宮内膜を増殖させ着床にてきした環境にする黄体ホルモンも大切になりますので、黄体機能不全は着床障害となります。
7.子宮内膜症
一般女性では5〜10%に子宮内膜症が認められるのに対し、不妊女性では20〜40%にみられ不妊原因として考えられています。
8.免疫のかかわり
頸管粘液、子宮腔、卵管内、卵胞液内に出現し、精子と結びついて運動性や受精能力を損なう抗精子抗体は原因不明不妊女性の13%が見いだされています。その他、卵と結合して発育を障害する抗体、精子凝集抗体、、又男性の体内にも精子と結合し働きを障害する抗体が認められる事もあります。
9.男性側の要因
男性側の要因と女性側の要因はほぼ拮抗しています。器質的に問題がなくても、数回の検査結果でそれぞれ結果も大きく異なる事もあります。体調、ストレス等も大きな影響をもたらしているといえるでしょう。
10.原因不明
不妊の基本検査(精液検査、フーナーテスト、頸管粘液検査、基礎体温、超音波検査、卵管疎通性検査等)で異常を認められない場合です。